
- 2021年1月27日
『福豆』
今年は2月2日(火)に節分を迎えます。 教団では、1月31日に節分大祭が行われます。 先日、節分大祭にお供えをする福豆の準備をしました。 乾燥した大豆を水に浸し、2時間かけ大釜で煎りあげ、袋に詰めました。 なぜ、節分に福豆をお供えするのかというと・・・・・・ 節分は鬼(邪気)を祓って一年の無病息災を願う伝統行事です。 もともと旧暦では、二十四節気の最初の「立春」が新年でした。その前日が「節分」といい、その日に大祓をし、新年を迎えるとされてきました。 昔から穀物には霊力が宿ると考えられ、福豆は邪気を祓うと考えられてきました。 福豆とは、炒った大豆を枡に入れて、神棚にお供えした物をいいます。 是非、皆さんも節分の日には、神社に参拝されてみてはいかがでしょうか?

- 2021年1月21日
『対馬に於ける国家安泰祈願祭』
平成20年より、全国各地の神社において“国家安泰”を祈願してきました。 きっかけは某新聞社に連載された「対馬が危ない」でした。 かつて「防人の島」として国境の最前線であった対馬、国を守るためにさまざまな地域から対馬海峡を渡った先人たちがいました。その尊い想いによって守られてきた島(私はそう思いたい)がいまなお、国境の矢面に立たされています。 コロナ禍のいま、遠方への移動は歓迎される行為ではありませんが、昨年11月三連休の二日間に祈願してまいりました。GoToトラベルが利用できる時だったので博多港は大勢の利用者で賑わっていました。 今は外国からの入国制限があり対馬を訪れる外国人が減っていました。 竹敷というところの外国人施設でも一旦帰国すると再び入国することができない状態でした。 令和2年8月31日に発生した台風10号は、9月6日から7日にかけて対馬をほぼ直撃、被害は随所に残っていました。倒木や残骸が残されているところは多くありましたが、神社参道は掃き清められていました。 対馬北部の西泊海水浴場でも大量の砂が覆ってました。 島の海岸側は落石や倒木で

- 2021年1月18日
『小正月』
小正月とはどんな日なのでしょうか・・・? 小正月とは1月15日、または1月14~16日までの一連の行事のことを言います。 小正月に対して、元旦~1月7日までを正月(大正月)と言います。 門松を飾る期間のことを「松の内」と言いますが、古くは全国共通で小正月を松の内としていました。 現在では地域によって1月7日までのところもあるそうです。 小正月には小豆粥を食べます。十五日粥とも言います。 本部においても小豆粥を神様・ご先祖様にお供えして、私たちも頂きました。 なんで小豆粥なの?と思う方も多いのではないでしょうか。 “小豆のように赤い色の食べ物は邪気を祓う” と考えられていて、これを食べて一年の無病息災を願う日なのです。 また、小正月は別名「女正月」ともいいます。 現代のように1年365日、常に食べ物が簡単に手に入れることができなかった昔の年末年始。 台所を預かる女性は大掃除からおせち料理作りなどに大忙しでした。 そのため、元旦から続いた様々な行事が一段落した小正月の頃は女性がゆっくりと休むことができるので「女正月」といわれました。 小正月を始め、年

- 2021年1月11日
『九州道場の門松』
九州道場では、毎年門松を設置しています。 松!竹!梅! 他にもさまざまな花木。 松を立てて年神様をお待ちし、 まっすぐに伸びた竹に、福笑い! 萬の花に魁ける梅の花。 年神様はお越しいただけたでしょうか? 皆様にも幸多き一年であることをお祈りいたします。

- 2021年1月11日
『令和三年 辛丑年』
あけましておめでとうございます。 本年も三五教「あなないブログ」を宜しくお願い致します。