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祖霊祀り(いのちの教育)

 「親孝行したいときには親は無し」といいますように、親が生存中はなかなか孝養を尽くす事はできません。しかし、亡くなりますと何かにつけて思い出され、四季折々の初物や好物があれば、まずこれを父母の霊前に供えようと思うのは人の情であります。そのような人としての尊い心を大切にして先祖を敬い、祖霊祀りを絶やすことなく子々孫々伝えてきたのが日本民族です。

 また「草葉の陰から見守る」という言葉もありますように、日本人は霊魂の存在を認め、死後もどこか遠くへいってしまうのではなく、近くにいて、いつも子孫を見守ってくれていると考えてきました。それで、遠い先祖は神棚に、身近な先祖は仏壇にというように、いつの時代にも先祖に手を合わせ、感謝してきました。そこに生命の尊さが伝えられ、無言の教えとなっていたのです。「いのち」の教育が重要な課題となっている今日です。私たちは、祖霊様を真心を持ってお祀りすることが「いのち」の教育となり、人生を豊かにし、さらには、家族を幸せにする道であると考えています。

 三五教では惟神の教えのままに各家庭においても天地自然の神を奉祭し、かつ祖霊舎を設け、神を敬い先祖を尊ぶまつりを丁寧に行っています。

なお信徒の帰幽に際しては三五教祭式による神葬祭を厳粛に行っています。

神道、鎮魂、祖霊まつり

 

三五教祭式による神葬祭について

 日本民族の素朴な自然観や先祖に対する真摯な思いを大切にし、その精神に従って行います。

私たちは「人はみな神の子であり、神のはからいによってこの世に生まれ、この世での役割を終えると幽界へ帰り、子孫たちを見守る」と考えます。

 

 三五教では人形(ひとがた)をした霊璽(れいじ)に故人の幽魂(みたま)をお鎮めし、葬儀を行います。

幽魂(みたま)は49日間はその家に留まり、10日ごとに霊祭をし50日にして初めて祖霊の御霊と一緒に鎮まるもので、いわば50日間は霊界へ旅立つための準備期間といってもよいのであります。

 人の死は親子父母の力をもってしても留めることはできません。「何事も天地の神の御心にお任せし、幽魂(みたま)の安らかな旅立ちを祈念し、家の守護神(まもりがみ)として子孫を末永く見守りください」というのが三五教祭式による神葬祭です。

 
 
鎮霊舎奉祭について

平成27年春より三五教本部御霊堂に鎮霊舎をお祀りしています。

この鎮霊舎には、肇国の古より平成の御代に至るまで、国の護りのため義勇公に奉仕された英霊をはじめ、大東亜戦争の戦火を被り尊き生命を絶たれた数多の御霊、更には日本の歴史上で発生した、諸々の自然災害を被り尊き生命を絶たれた数多の御霊を招魂するための御霊代を造り備えお祀りしています。

加えて永代供養の御霊代を備えさせていただき、信徒以外でも三五の教えをご理解され、三五教の御霊祭りを希望される方を対象に祀らせていただく予定です。

先祖供養、御霊まつりが軽んじられる昨今、御霊様の弥栄を尊び奉る三五の教えをもって、これら御霊様の永遠の弥栄を御祈願していきたいと思います。