

- 2020年11月26日
『祭式・雅楽・琴・朗詠講習会 実施!!』
11月21~22日の2日間、「祭式・雅楽・琴・朗詠講習会」が行われました。 コロナ禍ではありますが、三密をさけ、予防をしながらの実施となりました。 三五教では「祭祀」を大切にしており、春と秋の年2回講習会を行ない、祭典奉仕における技術の向上及び、精神向上に努めています。 祭式では、基本動作から始まり、祝詞奏上の仕方や祭具の扱い方、献饌物についてなど幅広く講習をしています。 祭式の技術面だけでなく、一つ一つの動作に込められた意味や、心持ちなど精神的なことも学びます。 また、三五教の祭典では「八雲琴」と呼ばれる二弦の琴を使用し、琴の音色・流れによって神様が御降臨され、祭典が進行していきます。 琴の音色は弾き方だけではなく、弾く人によって異なり、その時々の心の持ち方によっても違って聞こえてきます。 今回は子供の参加もあり、男の子は大人に混じって祭式を学び、女の子は琴や「豊栄の舞」など奉納舞のお稽古をしました。 将来の祭員・琴師の誕生が楽しみです。 そして二日間の講習会の締めくくりとして、学んだことを活かし、参加者の祭典奉仕による霜月本部月次祭が執り行な


- 2020年11月19日
『たなつのわざ ~ジャガイモの花~』
季節も秋から冬へと移り変わろうとしています。 周りの景色も緑から赤や黄色に少しずつ色づいてきました。 普段はあまり気に止めていないのですが、ふと畑に目をやると、かわいらしい白い花が咲いていました。9月下旬に植えた、ジャガイモの花です。 もちろんジャガイモは植物ですので、花は咲き、実もなります。ちなみに私たちがいつも食べているジャガイモの部分は「塊茎」つまり「茎」です。 「茎」なので日に当たると、緑化します。緑化した部分は「ソラニン」という有害物質が含まれていますので、食べてはいけません‼ 有害物質が含まれている植物であっても、収穫し、調理することによって食べられる。このように生み出してくださった神様・天地の恵みに、食べ方を伝えてきた先人達に、また、お百姓さんに感謝です。 今度はどんな植物や野菜に巡り会えるかな…。


- 2020年11月14日
『開教70周年記念誌 完成!!』
昨年の11月、全国信徒の真心により盛大に行われた開教70周年記念行事。 あれから、早1年が経ちました。 そして...お待たせしました!! この度、開教70周年記念行事の記念誌を発刊いたしました。 すでにお手元に届いた方もいらっしゃるかと思いますが、発刊に至るまでおおよそ1年の月日がかかってしまいました。コロナの影響もありましたが、無事完成し、感無量です!! 記念誌制作にあたり、行事に参加してくださった方々からたくさんの感想を寄せていただきました。有難うございました。 今回の記念誌は、膨大な数の行事写真の選別から内容のレイアウト、文書校正などの工程を、素人ながらも本部職員が手掛けさせて頂きました。いかがでしょうか? ご覧になった方は、是非とも感想をお聞かせください。


- 2020年11月7日
『三つ柏の紋について』
三五教の紋は 『三つ柏』 教団の紋は、開祖様の家紋が三つ柏だったことから使用されています。 日本には、2万5千以上の家紋があると言われていて、中でも良く使われる家紋の中に、教団と同じ三つ柏があるそうです。 柏の葉は古代より食器の代わりとして、また、宮中や神社などで神様にお供え物を捧げるときの器として用いられるようになりました。 ここから、柏は「神様の木」「神聖な木」として扱われるようになり、それが家紋として使用される理由にもなりました。 また、五月五日の端午の節句には柏餅を食べる風習があります。 柏の葉は新芽が出るまで古い葉は落ちないことから 「家系が絶えない」=「子孫繁栄」 という縁起を担ぎ、こどもの日に食べられるようになりました。 また、柏は木々の葉を守る「葉守りの神」「神が宿っている木」としても知られています。神様に対して手を叩くことを「柏手を打つ」とも言いますが、この柏手を打つことで神様に通じると言われています。日本のしきたりにはいろんな意味があるのですね。 日本の伝統・文化を受け継ぎ、そして、子供達に伝えていきたいと思います。


- 2020年11月2日
『栗名月』
10月に入るとますます空気が澄み、夜空も美しさを増してきます。 秋の月は吸い込まれそうに美しいですね。 今年の10月29日は『栗名月』。 『栗名月』とは? 旧暦9月13日 十三夜の呼び方のひとつ。 この時期の代表的な収穫物である栗を月見団子に添えて神様にお供えしたことから『栗名月』ともいわれています。また、十三夜は『豆名月』『小麦の名月』とも呼ばれる地域もあり、その夜の天気や月の見え方から翌年の収穫を占う習慣もあるそうです。 一説には平安時代の宮中の行事で、この時期に月見の宴を催したことから始まったと言われて、また、中秋の名月(旧暦8月15日)の時期が喪に服す時期だったため、時期をずらしてこの時期にお月見を行ったことが始まりとも言われています。 現代では、十三夜はマイナーな行事になってしまっていますが、十五夜か十三夜のどちらしか見ないのは『片見月』といって縁起が良くないそうです。 教団本部においても、今年も十三夜のお祭りをしました。 手作りのお月見団子に、本部で収穫したさつまいも、また栗・里芋をお供えすることができました。 月のお働きに、大自然の