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『栗名月』

10月に入るとますます空気が澄み、夜空も美しさを増してきます。

秋の月は吸い込まれそうに美しいですね。

今年の10月29日は『栗名月』。


『栗名月』とは?

旧暦9月13日 十三夜の呼び方のひとつ。


この時期の代表的な収穫物である栗を月見団子に添えて神様にお供えしたことから『栗名月』ともいわれています。また、十三夜は『豆名月』『小麦の名月』とも呼ばれる地域もあり、その夜の天気や月の見え方から翌年の収穫を占う習慣もあるそうです。

一説には平安時代の宮中の行事で、この時期に月見の宴を催したことから始まったと言われて、また、中秋の名月(旧暦8月15日)の時期が喪に服す時期だったため、時期をずらしてこの時期にお月見を行ったことが始まりとも言われています。

現代では、十三夜はマイナーな行事になってしまっていますが、十五夜か十三夜のどちらしか見ないのは『片見月』といって縁起が良くないそうです。


教団本部においても、今年も十三夜のお祭りをしました。

手作りのお月見団子に、本部で収穫したさつまいも、また栗・里芋をお供えすることができました。

月のお働きに、大自然の恵みに感謝です。


月は水の働きを司り、人の身体と深い関わりがあります。

月の引力によって潮の満ち引きが生じ、波が寄せては返す数は1分間に18回。

これは人の呼吸数と同じ数。

18の2倍は36。これは人の正常な体温。

その2倍の72は人の心拍数。

72を2倍した144は正常の範囲の血圧。

144の2倍、288は女性が赤ちゃんを子宮の中で育む期間、十月十日。

このように、月と人の身体には神秘な繋がりを感じます。

美しい月を愛でながら、月のお働きにも感謝しましょう。


※十三夜のお月様の左側に火星も見ることができました。

皆さんも火星を見ることができましたか?


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