『さくらの語源って!?』

古来、田んぼの畦に植えられた桜は「種まき桜」として、桜の花が咲くと、大地が温まり、種まきの季節が来たことを知らせてくれる存在でした。

そして田の神が降臨する花とされていました。

『さくら』の「さ」は、早乙女や早苗の「さ」と同様に田んぼの神様のことを表し、「くら」は神様が座る台座、御座を表し、依り代を意味しています。

つまり!!

「さくら」は稲、農耕の神様が宿る木ということです。

農耕民族である日本人は農業の神様が山から降りてきて、桜の木を依り代にされ、種まきから収穫までを見守っていると考えられていました。

華やかに咲いて美しく散る・・・。

気高い桜の神霊は、古事記に登場する「木花咲耶姫」といわれております。

美と短命、そして強さの象徴でもあります。

木花咲耶姫は燃えさかる炎の中で出産をされた強さをお持ちでした!!

木花咲耶姫の神様のように、こころ美しく、真の強い女性になりたいものです。

今年も実り多き年になりますように・・・

見守りください。